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あやしく意味不明のダークファンタジー&SF。 一応健全(?)

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血の不在 番外 「黒妙」

文語定型♪

昔のひとにうまれたかったな

技巧凝らし放題しても何もいわれないし

…パン&ほうれん草のスープ&サラダという夕食では栄養は足りているのか?
最近道を歩いていてふらつくときがあります

減量してるわけじゃないよ.食べるのがちょっと面倒というか物憂いというか

いってみよー

榎葉井の水深きより見上せば柳散り交うこの夏の空
せみのをの川面に蛍ながれして光絶えゆくつかのまをみる
霧澄めば素魂ながるるみちの鎮み背ひとつあゆむ花の衰ふ
うつすべくもすがたみだるるみずかがみみずも漂う髪の黒妙
まどろみの腕に重くも葉鳴りして風の凍れる雹の散るまで

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テーマ:短歌 - ジャンル:小説・文学

  1. 2008/07/31(木) 08:14:27|
  2. 交感神経日記
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血の不在 その11 「エクステンシア」

列車に乗って、北にゆきたいなあ


行くぜ


かたわらに眠り、その閉じたまつげふるえて、列車は野をゆれつつ過ぎ
肩に重くもたれている、いまその髪にまとう獣の匂い、どこか幼く
いつか夕暮れてゆくだろうこの真昼…でも穏やかにいまは吹く風
すきまなくかさねあうこと この腕で包みきれないきみの背に 水
みなもを、とびたつ蜻蛉たちの澄む羽の淡く緑に空はどこまでも高くて


推敲してみました

かたわらに眠りあれば閉じたまつげふるえ、列車、野をゆれつつ過ぎ
肩に重くもたれ、いまその髪にまとう獣の匂いのどこか幼く
いつか夕暮れてゆくだろうこの真昼は…でも穏やかにいまは吹く風
すきまなくかさねあうことの この腕で包みきれないきみの背、に 水
みなもを、とびたつ蜻蛉たちの澄む羽の淡く、緑に、空はどこまでも高くて

テーマ:短歌 - ジャンル:小説・文学

  1. 2008/07/30(水) 04:43:46|
  2. 交感神経日記
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血の不在 その10 「エッセンシア」

人のすがたのない夜の、真夜中から黎明までのお散歩…よいかも
ただし、女性のかたは,要ボディガードですので召喚されたし


乗せている死人形は目をひらき走りつづける省線 車内の光白く明るく
風が吹くよ大きな黒い葉が揺れて…揺れ続けて…ぼくいつまでも道をあるくよ
疲れ果てでも老いることのない子たちいつまでも明けることのない夜
夜光して夜行する鬼のぼくの腕に抱くきみのからだの重さ
野、遠い野、河、遠い河駆けてゆく…いま…夏の朝、雨…散る草の花

テーマ:短歌 - ジャンル:小説・文学

  1. 2008/07/28(月) 06:25:51|
  2. 交感神経日記
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血の不在 その9「そして雨」

スイカとビイルがおいしい季節

泳ぎたいなあ

ゆきます

見上げても背よりもたかく草蜻蛉は空に漂い…きみの汗は冷え
冷たさの頬…重い髪…河の音やがてすべてが暮れてゆくまで
でもいまは衰えてゆく陽光、とけあいながら閃緑する翳
つながれてもとめあいつつ絡むゆびも、ついにはなれてゆく夏の終わり
そして雨ふいに身体を流れ落ちぼくたちのなかに傷痕を光らせて

テーマ:短歌 - ジャンル:小説・文学

  1. 2008/07/26(土) 05:14:07|
  2. 交感神経日記
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血の不在 その8 「もうひとつの夜」

白のたんくとっぷにベージュの半ズボン、当然サスペンダーで着用していたら…友人が
「裸の大将放浪記、だな」…と
うーむー
麦わら帽子はかぶらないほうがよいかしら

本当はマオリのひとたちやタヒチのひとたちのかつての服装が夏には快適かもですけどね

いくつもの遠い夏
ことしの夏も、そのひとつになってゆくことでしょう

Anyway Go!

もうひとつの夜、人と対になる樹木ざわめきもいつかはとまる河の流れも
道をあるくふりむくことの禁忌いまはきみを聞きつく歩くその足音
続く舗道直線にいま町の外へ町の中はいま猫たちの夜
見ることが崩す虚像氷柱はひびわれて軋むまでの抱擁
オルフェウス忌に歌うものたちの弦弾く雹こぼれゆくぼくたちの掌に


テーマ:短歌 - ジャンル:小説・文学

  1. 2008/07/23(水) 07:53:04|
  2. 交感神経日記
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富原真弓さん著「シモーヌ・ヴェイユ 力の寓話」

ヴェイユ…というと、お兄さんのほうが有名だったりしますけれど
でも、カミュが最初の、そして最大の紹介者であったシモーヌ・ヴェイユについて、おそらくヴェイユの本質認識力に本質認識力で富原さん(翻訳者「ムーミン谷へようこそ」などでご存知の方も多いかも)が全力で応答した1冊

とくに、カタリ派に関する章は重要な考察を含みます
「愛」による失われとしての「悪」など

ぜひぜひご一読くださいね

青土社です

あと、日本語の「宗教」って誤解をうみやすい言葉だな
場合によっては「思考放棄による教条への盲従」みたいな意味にさえ捉えられるもの

それは、哲学を群として含む、思考及び認識の様相 だとおもうのだけれど

テーマ:物書きのひとりごと - ジャンル:小説・文学

  1. 2008/07/18(金) 01:46:44|
  2. 交感神経日記
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血の不在 その7「よろずは」



お…あなか空いた
お…お好み焼き食べたい

行く

目の閉じぬ水死にひとに砂さわぎ光さざめく水底の澄む
腕のうちに眠りに沈む妹の木綿黒髪の背に重くして
氷して崩れ砕ける冬はあれや草満ちる陽の翳の烈しく
水あふれ漂うまちのゆくえ無み匂いを追はむただに遭うまで
深きより霧きたるらし樹々うたい草は黙しぬ夏は流れず

テーマ:短歌 - ジャンル:小説・文学

  1. 2008/07/17(木) 03:28:13|
  2. 交感神経日記
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神話がひとを考える

表象するもの、表象されたものから、遡及的に、あるいは還元的に表象する側を認識してゆくこと

それは限界としての閾をみさだめることであると同時に、生み出すもののダイナミズムを見いだしてゆく、ということでもあります

閾は、乗り越えられるための閾です
同時に、乗り越えられた閾は融合をもたらし、融合を感覚するとき、ふたたび隔たりが生まれ、それが繰り返されます

それは「生」の領域のダイナミズムである以上、死は、その全てを静止させます
けれども「書物」は、その生のダイナミズムの内にあり、そこから湧出することをやめません
それは問いかけとして励起されるものだから

また問いかけはつねに、わからなさであり、わからなさは不足でもあります。不足を、いまだ満たし得ぬもの…としてもよい

常に複数の、別の階層の論理を用意すること

これはおそらく大切なことですが
理解することは、重要ではないのです
理解できないこと…に問いかけの本質があり、実験は結果より、その構築されてゆく過程そのものに検証としての=認識のあり方を尖鋭に表象する重要な実質があるはずです

その意味で、わからなさを解決することは重要ではない
わからなさのありかたを考察することそのものが、大切なことなのです
  1. 2008/07/16(水) 05:18:02|
  2. 交感神経日記
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宮沢賢治さんの「業の花びら」より

夜の湿気と風がさびしくいりまじり
松ややなぎの林はくろく
そらには暗い業の花びらがいっぱいで
わたくしは神々の名を録したことから
はげしく寒くふるえてゐる


夜の森の上の空は、夜光…太陽風によるわずかな明るみを帯びていて、そのために林の樹木は黒く見えるのです

神の名
そういえば「すべてであるものをさす名はない」のでしたっけ

汎在神裡論をぐぐってしまうと、なぜか自分の頁につきあたってしまうのですが、さらに別のかたちで説明できるといいな…と今思っています
  1. 2008/07/14(月) 08:04:48|
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血の不在 その6「青ざめて」

昇華と凝集 あるいは相転移に似ていますが…

ちょっと引用

詩の形式と詩を支えつつ貫き通っている断言との間に明確な相関関係が生まれたときから、再び必然性が打ち立てられる。偶然は定型詩の破壊によって解放されることはないのであって、それどころか逆に、明確に表現されることによって、それに対応する形式の正確な法則に従っているのであり、またそれは、この形式に対応しなければならないのである
(来るべき書物 粟津則雄さん訳)

行きます

夏 アスファルトまばゆくて草・草・草 わたしが消えるその日
空間すべては廃墟となって陽射し、永遠の静止を求めつつ歩けば
全てが雪崩れこむ位相空間、たちどまる懐かしい、いま
軌跡としての線としての言葉弦のように撓み暗く開けて
受け入れるもの過ぎるもの暗さの海に沈む身体…青ざめて

テーマ:短歌 - ジャンル:小説・文学

  1. 2008/07/12(土) 10:39:48|
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血の不在 その5「露草の青」

いっけー!

あとはまかせた(…って)

露草の青空の青爪先にいま触れゆく静脈の青
霧に髪ながれ纏う露おちるうなじに顔を埋めて眠る7月
透む毒を口移しする唇にしたたり落ちる樹々よりの水
意味を読まないで言葉はもう響きだけでいい彼方などない
文体こそが深み認識思考そして静けさぼくたちの励起

テーマ:短歌 - ジャンル:小説・文学

  1. 2008/07/07(月) 21:05:15|
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血の不在 その5「サンサシオン」

今日はひさびさの聖歌隊

テナーどう歌えばいいかわすれちゃったあ


ゆくのです


青みゆくこともないまま夕暮れの光こときれてゆく草の息
草の穂草の実濡れながら散りまとうとき離れずにいる腕と腕
たちどまりきみの帽子を言葉なしに奪いひきよせる…邪魔だから
満たすものは言葉なんかじゃない思考すらいらない…並んで歩く
もう帰郷はないどこまでも離れてゆく居場所なんかない…ふたりでいた夏

作成時間6分♪

テーマ:短歌 - ジャンル:小説・文学

  1. 2008/07/07(月) 05:28:22|
  2. 交感神経日記
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血の不在 その4 夏の葭

あし=葦=脚

どうでせう?

逝きます

野にいまは奪われてゆく鳥に翳の揺れつつ待つ雨を麦の穂
いま渡りゆくものは空そして歌唇を重ねてとじる目暗く青
灰青の水にみちゆく野の道を追いつつあゆむ背に真夏して
触れる肌には砂そして水…雨そして音漂いながら触れているあし
奥深くをすく水と髪の指つなぎつつ彼方に奔り消える夏の野

テーマ:短歌 - ジャンル:小説・文学

  1. 2008/07/05(土) 22:00:07|
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降る水 その2

匂いがした
それは疑うことなく植物の匂いで、でも何の匂いだろう.幾つかのユリの匂い、ひそやかだけれどたしかな菊や野菊、シオンの匂いを思いだす
しいていえばシオンが近いけれど、そのどれかだという確信もない
そして、薔薇の匂い…と普通は判断してしまうような匂いも混じっていた.
でも、それは合成された薔薇の匂いのように思える
そしてフォルムアルデヒドの微かな匂いとエタノールの匂い
そして、脂肪酸の匂いもかすかに混じっている.さらに亜硝酸の匂いも

標本室の奥にも窓はあった
植物の乾燥標本棚
奥に標本瓶がたちならぶ棚が見えるがカーテンで遮光されていて薄暗い
床はやはり木だったが、厚くニスが塗られている
清掃もゆきとどき、埃はない.また空気は乾いている
床にはフォルマリンやジ亜塩素酸の瓶も置かれていたから、標本の管理はきちんとされているのだろう


標本室の入り口近くには小さな机と椅子があり、机の上にはノートと万年筆、そしてインクの瓶、椅子にはショールが懸けられていた
そのショールの雰囲気から、大人の…おそらく年齢をかさねた女性を想像した.


ショールは、細い毛糸あるいは麻の糸で編まれていた


ほとんど唐突に、立ち上ろうとしている水の柱…のイメージがやってきた
光る水の柱の瀧のように…でもなく、噴水のようでもない水の柱の

テーマ:ショートショート - ジャンル:小説・文学

  1. 2008/07/05(土) 08:35:13|
  2. ダークファンタジー
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血の不在 その3「いまはこそ夏」

いくぜw

紗と絹は 幾重も肌におきて翳せむ色ほのめきたつは 綾
背に指を這わせて尽きぬ白妙 髪ながならん扼殺のとき
反魂の香青草に匂いたつかは 横たえる肉はつかに歪みつ
腕そして腕しないつつ背と背ほそく幾たびか折れ、白く若樫
解き放たれれば水浸く屍流れ散る光さざめけばいまこそは夏

テーマ:短歌 - ジャンル:小説・文学

  1. 2008/07/04(金) 09:51:48|
  2. 交感神経日記
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血の不在 その2「立ちあがる水」

にゃー おなかすいた

は、ともかくとして官能的素材を使っているはずなのになあ~

とりあえずゆきます

立ちあがる水抱きしめる胸につつめば腕のちからも入れられぬままに
雲と青澄む光にも風迷えば草たちの夏…嫌うことある
アルミニウムの椅子ふれてゆく肌のあたたかさ伝わることなく雨
乱れ鳴く鳥たちの朝霧の海に道つづくいまはつながれている手
舌と舌唇と唇歯と歯触れていま奥ふかく透かしあう水

テーマ:短歌 - ジャンル:小説・文学

  1. 2008/07/03(木) 11:04:27|
  2. 交感神経日記
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血の不在 その1「風そして」

にゃは♪
あいかわらず言葉をオブジェのようにつかっておりますが

ゆくのです

風そして拒むことであるあたたかさに襟の髪湿る雨はもうすぐ
灰色は斑に乱れ揺れている旗真紅に垂れてゆく眠り
指たち、切り断たれることなく白く 含む唇のみが赤くて
腕は軽く、そして重く、覚醒と眠りのあわい寝台は舟
内側の隙間空洞満たし尽くす森の深さへ露満ちる指

テーマ:短歌 - ジャンル:小説・文学

  1. 2008/07/03(木) 11:03:33|
  2. 交感神経日記
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