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あやしく意味不明のダークファンタジー&SF。 一応健全(?)

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海馬嶺 月埋

snowy river
海馬嶺 月埋

冬の日を舗道に眠る耳をあて底に流れる音を聴きながら
Then a day of winter, I slept down on the pavement, put my ear, listen the river runs under
息をつめ追い見つめたり廃船の黄昏に曳くあおき水泡を
Choked silence I was in, I was chasing and gazing on the wasted ship in dusk, The dragging suds looks so pale
夏凄き雪川の水沈みゆき 聴く 砂 父の骨の音など
Even summer, Frozen water of Snowy river, I went under and listen the sound of sand and father’s bone
まよひゐる廃市の空き地ひともなしに ガラスの破片 光る夏草
I’ve lost myself in the wasted town, no one is here with, only the glimmering is, Fragment of glasses in midsummer grasses
吠えるとも還る言無くうちふかき海嘯を聴く骨そして血の
My roaring has no return, but I suffer, rustling of bone and blood deep inside of me, like the rumbling of the sea
雲低み丘高まりぬ野の夏の雨やわらかに騎馬の人 過ぐ
Clouds low ,hill in rising, over the grass field, grace summer rain is Falling, the horse man has gone



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テーマ:短歌 - ジャンル:小説・文学

  1. 2011/01/17(月) 14:22:54|
  2. 交感神経日記
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蓼莪 2011 その1

標本室 午後

濡れ光る水たちゴムによこたわるあなたの白い軀その四肢

クロロホルムの昏睡のうち閉じる目の首をささえて重く黒髪

硫酸銅の溶液深くその指を沈めゆくとき匂う血と肉

みひらくまま午後の光の真夏して息そして歌侵しあう声

髪を梳くぼくの指たちその奥に鱗の青くも蝶たちの森

なましろき姫皇女閉ざす硝子器に頬を埋めぬ真昼初夏

テーマ:短歌 - ジャンル:小説・文学

  1. 2011/01/15(土) 18:15:58|
  2. 交感神経日記
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蓼莪 1991

あまりにも非道かった

われながらひどいな~

しいて選べば というのに●をつけてみました


蓼莪

(姉を挽る)

身揺るがせて姉錆色の風となりぬ沙ふきはらう果てを知らなく

黒髪の絶え断ちがたきいのちにか火 龍となりて巖灼かんとす

●鮮血は迸りつつ錆びゆくに君のみはた旗幟のいまだ赤きか

彗星は逝く果てなくも墜死せん追いゆく我の招魂はせず

●海風は浪浪とのみ明るくて汝が手翼は風を孕みつつ

(肉の想いは死なり)
タナトスの焔の青く濁りゆき身のうちを病む黒き河にも

●イグニッションカーボンモノオキサイド燐光は黒夜に盈ちて春闌珊にける

散る袖に散る移り香に眉青き歌姫の舞い悪鬼なす夜を

(初夏・標本室・午後)
●契るとも姉は透魚の肢体にて闇さみどりに戯れあうも

砂時計の無限に似せて沙崩れあらわる草根白く凶しき

胸に抱く少女の屍体華やかに青き玻璃の津波は迫る

海辺に埋める花の青白紫その海砂も銀に錆びつつ

●十七に死したるひとの夏衣胡蝶のひとつ陽に耀きぬ

●凄々と風吹き上げる底闇に墜死に征かんその揚羽蝶

●初夏にわれきみととも道ゆかん石路の上に空蝉ふたつ

駆けゆくを陽炎にけ化ぬ黒髪の匂い猶鋭き拒むわが神

いのちうすくきみのかみ梳くゆびよりも草の匂わん降り止まぬ雨

積層し迷いあう都市街底にゆくきみを追うみちきたる海

●身重ねれば匂う粘絲のやみに満つきみ土蜘蛛の姫にあらずや

●あがりゆく日のひかりのみ冴え冴えに空に死にゆくわが兄夏羽

●黒髪の花しだきつつ転げゆく匂いの重く夏はきにける

(新宿 午前3時)

俯きてテレビゲームの闇底に螢追うきみに雨は匂いし

遠き夜の魂の力の残れるを試むごとく蛍火の飛ぶ

草描かれ漆喰の壁西日にはまあかにのこるきみの人形

雲低く真闇とならん夕顔の我が身ひとつにほの明かりして

ねがわくは夏草に憑き焼かれなんおもいおとろう未だ来ぬ秋

●かたちなき熾天使笑みぬはなやかに指すうつそら虚空の秋は明るし

草花は晩秋の野の立ち枯れに残心を見すその深紫

隔絶へ奔らんとこそ思いしに地に殷もして斑雪降る

●化身すれば片恋病める青き鬼の野辺の屍につもれ降る雪

テーマ:短歌 - ジャンル:小説・文学

  1. 2011/01/15(土) 18:04:29|
  2. 交感神経日記
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野にオオカミ

再導入計画も噂されていたり

野原でオオカミに出会いたいものです

http://www.geocities.jp/canisyagi/wanted/photo.html

wolfse

テーマ:物書きのひとりごと - ジャンル:小説・文学

  1. 2011/01/12(水) 14:40:06|
  2. 交感神経日記
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