MittlereBereich

あやしく意味不明のダークファンタジー&SF。 一応健全(?)

錠剤

轢断の尸屍断面をみつめつつつなぐふたりのゆびさきは冷え

閉ざし深くコートに包み沈黙に匂いたつかはぼくたちの肉

終焉の空間の壁は緑に時計の秒針はゆるやかにすすみ

みちてゆくバスタブの水ほの青くふたりの肌を白くするまで

薄い刃物痛みすらなく髪の先に刺す爪先はいまほの赤く

吸いあえば血は手首から銅の味のかすかに苦く光る唾液に

まといつくようにかさねて胸と足と背にまわす腕の枯れはてるまで

吸う口の吐息の深さ空虚よりわきあがる霧…夏草の川

このちからもいつか解けてゆくつつまれて灰色…眠りあるいは末期

噛む乳糖の甘さにわななく舌にしろくいまぼくたちのための致死量





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  1. 2017/05/15(月) 10:18:34|
  2. 短歌
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ただ言葉だけが残りました

http://www.tetsugakusha.net/whitehead/actual-entity/

喪失のただなかで、ただ「言葉」だけが、手に届くもの、身近なもの、失われていないものとして残りました。それ、言葉だけが、失われていないものとして残りました。そうです。しかしその言葉にしても、みずからのあてどなさの中を、おそるべき沈黙の中を、死をもたらす弁舌の千もの闇の中を来なければなりませんでした。言葉はこれらをくぐり抜けて来、しかも、起こったことに対しては一言も発することができませんでした―しかし言葉はこれらの出来事の中を抜けていったのです。抜けて行き、ふたたび、明るいところに出ることができました―すべての出来事に「ゆたかにされて」


自分を他なるものとみなす私の他性が詩人の想像力を鼓舞することもありうる。が、それはほかでもないこの他性が〈同〉の戯れでしかないからだ。自己による自我の否定はまさしく自我の自己同定の一態様なのである

[https://www.bun.kyoto-u.ac.jp/wp-content/uploads/2011/08/rel-annual2010-no.7.pdf:title]
  1. 2017/05/13(土) 11:03:32|
  2. 交感神経日記
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子衿 詩経国風:鄭風

青青子衿  青青たる子が衿
  悠悠我心  悠悠たる我が心 
  縱我不往  縱(たと)へ我往かずとも
  子寧不嗣音 子寧(なん)ぞ音を嗣がざらんや

  青青子佩  青青たる子が佩
  悠悠我思  悠悠たる我が思ひ
  縱我不往  縱へ我往かずとも
  子寧不來  子寧ぞ來らざらんや

  挑兮達兮  挑たり 達たり
  在城闕兮  城闕に在り
  一日不見  一日見ざれば
  如三月兮  三月の如しEgfwEBbSe_IVe_EwegjSeGUtHH2t5hUVGS.jpg
  1. 2017/05/10(水) 10:18:17|
  2. 未分類
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