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あやしく意味不明のダークファンタジー&SF。 一応健全(?)

思うのでした

大手拓次さんの詩




   笛をふく墓鬼

もぢやもぢやとたれた髪の毛、
あをいあばたの鼻、
ほそい眼が奥からのぞいてゐる。
つちのうへをぺたぺたとあるいて、
すすいろのやせた手をだしては笛をふく。
ものをすひこむやうなねいろである。
ふるへるやうなまやかしである。




この墓鬼は女性ではないかと思うのでした

逃れられなさをひきうけてゆくことの灰の野より初夏の陽炎
雨に濡れ重くなってゆく袖にもう持ち上げることのできない腕うなだれて
髪はほそく地にとどき、雨滴がまるくちいさくこぼれおち零れ落ち続けて
晩果朱は紅ののち黒熟しつつ凍えゆくとき漿液は澄む
低く飛ぶ塩たちの風 交錯するその宿命のような聖痕
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テーマ:短歌 - ジャンル:小説・文学

  1. 2009/10/27(火) 06:07:08|
  2. 交感神経日記
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