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あやしく意味不明のダークファンタジー&SF。 一応健全(?)

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たとえば その3

夜鷹群れずに眠りあたたかく頬そしてかいな あしは水辺に

夜光する夜空 褐色紫に墨を含み あかるみをとどめていた 雲を背負い空をゆく夜鷹たちの互いに近づかずに南にむかい 柳は昼ともよるともつかない川辺にその葉を揺らし 風はやわらかく よせるべき頬の白く見えた昔の、その場にとどまっている追憶 川はいまも流れて 焔が空を赤くしていたから 炭化する黒の布…その身体を包んでいた布がひらひらと飛んで舞いあがる灼熱 川に翳を映していた柳はすべて燃え尽きていった、だから 水辺の葦に倒れて冷たかったきみの肌に身体を添わせて背にまきあうその腕のしなやかな重さ


鉛の白熱帯の夏樹木香り鋭く降りそそぐあかるい水の高く

塗られてゆく鉛華 城壁を、部屋の壁を、肌を背を 陰翳を奪い尽くす真白に 香木である白檀の直立 倒れるまでの時間 倒れ苔に蔽われて埋もれてゆくまでの時間 ひとつの都市が滅びてゆくまでの時間 香り立つ夏の雨に染まるように 海の上の空 あかるみに奪われてゆく青あるいは光に奪われてしまう青 閃光の日 スコール 広場の乾いた土を歩いていたふたりに大粒の雨が落ち始めたから 鋭く匂いたつものがふたりを隔てるようにして 遠い森は見えていたけれど ぼくたちには街しかなかった


舗道は水に満ちていくつもの月を映しているからあゆむきみ

舗道を横切ってゆく猫のシルエットが深い群青を含む その猫の輪郭は街の多彩に色どられていたけれど 過ぎていった雨 冬 過ぎた夏 そして来ることのない夏 いまは吐く息も白く冷えて力尽きてゆく重たげにおおきなダチュラ 浅い川のように風が、水にひたされた舗道を波立たせる街は暗くて 黒いコートにからだをつつんで どこかはずむようにきみは歩いてゆくから水は乱れて月を いくつにもうつした


うーむ どうしよう…
↑自分でも困惑している;

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  1. 2007/12/15(土) 05:00:16|
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