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あやしく意味不明のダークファンタジー&SF。 一応健全(?)

水のあやなみ Ⅱの42

あるいはまがいものの身体であったとしても、この世界で与えられている身体には感覚が精緻に備えられていた。それがもたらす域は、思考の器として機能している
純度という言葉が、意味をなさないような、感覚と言葉の隙間無い思考。乖離などどこにもなく、ここでは他者であることが自己を支えていた。そのようにして支えられる他はないふたりであるということ

これが煉獄というなら、この奇妙な清潔さこそが「死」に似てもいた
けれども、それは同時に永遠の生でもある。解き放たれることなく、続けられる感覚と思惟
不意に、烈しい悲しみが来た
その女性との、過去、ということばがすでに意味をなさない過去の世界の記憶
それは祝福だったのだろう

女性の手が、わたしの手をつつむように握っている
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テーマ:自作小説(ファンタジー) - ジャンル:小説・文学

  1. 2012/09/19(水) 02:41:51|
  2. ダークファンタジー
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